Q1保健看護室の業務内容について教えてください

私たち産業保健師は、企業で働く社員が心身ともに健康で豊かな職業生活を送れるよう、疾病予防の観点から健康維持・増進のための活動を行っています。具体的には、健康診断、直接職場を訪問し職場環境の確認や面談を行う職場巡視、データヘルスとしての特定保健指導や重症化予防のための保健指導、集団へのアプローチを目的とする健康セミナーや健康講話などがあります。最近ではICTを活用した健康支援も増えています。また、メンタルヘルスに関する相談窓口も設置しサポートしています。こうした活動を円滑に行うため、産業医や職場の衛生管理者等と連携し、健康で安全な職場づくりを目指しています。

Q2業務に対してどのようなことを心がけていますか

私たちは多くの社員と接する機会がありますので、まずは一人ひとり丁寧に関わり、傾聴し、対象者が話しやすい雰囲気づくりを心がけています。また、より良い職場環境をつくっていくためには、職場の管理者や衛生担当者との連携が不可欠です。そうした職場のキーパーソンと信頼関係を築けるような関わりを大切にしています。

Q3一緒に働こうとする人へのメッセージ

産業保健師は、成人期から壮年期にかけて社員の健康をサポートするだけでなく、退職後の老年期を見据えて長期に渡り社員の健康と向き合うことができる、とてもやりがいがある仕事です。また、JR東日本健康推進センターに所属する保健師の年齢層も幅広く、先輩から後輩までコミュニケーションが活発で、仕事だけでなくプライベートまで相談しやすい温かい職場です。ぜひ、私たちと一緒に産業保健師として活躍したいという熱意ある方をお待ちしています。